SE⇒総合コンサル転職者の日記

SEから転職して日々苦しんでいるコンサルタントの日記です。自分の知見をアウトプットして有益な情報を発信しながら、ブログを書くことによって自らの成長も目論んでおります…。みなさんに見守っていただけると幸いです!

『人生うまくいく人の感情リセット術』読書レポート

こんばんは。

 

はてなブログPro会員にもかかわらず1か月以上ブログを放置しています。

 

今日は最近読んだ書籍のレポートを書いていこうと思います。

本日紹介する書籍は樺沢紫苑著『人生うまくいく人の感情リセット術』です。

私は樺沢先生のファンでして、『読んだら忘れない読書術』『アウトプット大全』に続き、3冊目の紹介です。

 

<過去私が書いたブログ>

読んだら忘れない読書術 - SEから転職して苦しんでいるコンサルの日記

樺沢紫苑著「アウトプット大全」を読みました - SEから転職して苦しんでいるコンサルの日記

 

 

この本を選んだ理由

仕事をする中で、毎日のように上司やクライアントから指摘を受けているのですが、その際、「落ち込みすぎじゃない?」と言われることがちょいちょいありました。

 

振り返ってみると、私は昔から感情の切り替えが非常に苦手でした。例えばスポーツでミスをしたときに、そのミスを引きずって、さらにミスを重ねるということもしばしばでした。

 

この本で感情リセット術を身に着け、できる限り前向きな感情を作り出すことが日々のパフォーマンスを高めることにつながると考えました。

 

内容について

「この1冊で世の中の悩みの9割が解決できる!」と銘打った書籍です。

 

これは、世の中の悩みの9割が「ネガティブな感情」が原因だということから、本書を読むことでこの9割の悩みが解決できるよ!ということのようです。

 

悩みの原因を取り除くことは、場合によっては非常に難しい場合があります。しかしそのようなときにも、感情をリセットすることができれば、不必要に悩み続けることがなくなるというわけです。

 

様々な観点から、感情をリセットする技を紹介されているのですが、私にとって有益であったリセット術をかいつまんでご紹介しようと思います。

 

①苦しいときは「鳥の目」で全体を眺める

「苦しい」という感情への対処法についてのリセット術です。

 

「苦しい」と思う人は、必ず「視野狭窄」という状態に陥っているそうです。これは、視野が狭くなり、周りが見えなくなってしまっている状態を指している言葉です。

今目の前にある「苦しい」しか見えなくなってしまうわけです。

 

実際には物事の全体像をとらえれば、「苦しい」以外のポジティブな価値が見えてくることもあるので、俯瞰的に全体をとらえることが重要、とのことです。

 

一例として、山登りをしているときに苦しいからといってうつむいていると、ただ「しんどい」という感情しか浮かびませんが、周囲を見回してみると、自然の美しさに気づくことができる、ということが挙げられています。

 

私も仕事がうまくいかず苦しいときに、それだけで頭がいっぱいになってしまうことがあったのですが、よく考えてみると、以前より成長している部分が見えてきたり、成長しているがゆえに現在の悩みを抱えていることに気づくことができました。

(多分、成長前の自分だったらこの悩みにたどり着くことすらなかったな、と思ったことがありました。)

 

②ポジティブに言い換える

ネガティブな感情が浮かんできたときに、それをポジティブに言い換えるということです。

なんだ、そんな基本的なことか。と思われるかもしれませんが、非常に重要なことだと思います。

 

すべての失敗には意味がある。すべては成長につながる。

緊張したら「わくわくする」と言い換えてみる。

 

など、具体的で実践しやすいテクニックをたくさん教わることができます。

 

③ストレスの「リセット術」を知っておく

実は、①②のようなストレスのリセット術を「知っておく」ことが非常に重要だというのです。

 

自分はつらいことがあってもストレスをリセットできるんだ!という気持ちであれば、ストレスを感じることを恐れる必要がなくなるから、ということです。

 

個人的にはこの③は非常に納得感がありました。つらいなあ、苦しいなあ、という感情がもし出てきても、それがなんとかなると思った瞬間にたいしたことではないという気持ちになってくるんです。

 

言われてみればその通りだなと思いましたし、私はこの本を読んでストレスが怖くなくなったように思います。

 

最後に 樺沢先生について

私が思う樺沢先生の書籍の特徴は、「わかりやすさ・実践しやすさ」と「医学に裏打ちされた説得力」にあると思っています。

 

樺沢先生は読者のことをよく考えられており、わかりやすく、実践しやすいビジネス書を書かれています。読者が実践して自己成長してこそビジネス書には意味があることを非常に強く意識されているのだと思います。

 

また、精神科医であるということから、医学的に証明されている知識を織り交ぜて説明してくださるので、説得力もあり、実践しようという気持ちがより高まります。

 

今後はセミナーなどにも参加してみようかなあと思います。

本当におすすめですので、読者の方もぜひ先生の著書をお読みください!

 

それではまた!