樺沢紫苑著「アウトプット大全」を読みました
こんばんは。
今日は久しぶりに書籍のレポートを書いていこうと思います。
樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」を読みましたので、その内容を皆様にお伝えできればと思います。
樺沢先生の本を読むのは「読んだら忘れない読書術」につづき2冊目です。
この本についても以前レポートを書かせていただいているのでよろしければぜひご覧ください。
この本を選んだ理由
「読んだら忘れない読書術」にも、「読んだ本の内容について忘れない秘訣はアウトプットすることだ!」ということが書かれており、こうして読書レポートを書くようになったのですが、
「アウトプットって、そもそもどういうもののことを言うんだろう?(定義)」
「どうしたら自己成長につながるアウトプットができるんだろう?」
ということをもっと知りたかったので、今回この「アウトプット大全」を読ませていただきました。
この本を読んで得たこと
「アウトプットって、そもそもどういうもののことを言うんだろう?(定義)」
端的にいうと、 「読む」「聞く」がインプット、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットにあたるとのことです。
何かを覚えたいときに、脳科学的にインプットだけでは記憶に残りにくく、アウトプットすることで忘れにくい記憶となるようです。
例えば、英単語を覚えるときに単に単語帳を見つめるのと、書いて覚えたり音読したりして覚えることには覚えやすさに差が出るということです。
よく昔から学校の先生が「書いて覚えろ!」と言っていたのは、このことを知ってか知らずかわかりませんが、理にかなったことだということですね。
また、2週間のうちに3回使った情報は長期記憶されるらしいです。
「どうしたら自己成長につながるアウトプットができるんだろう?」
インプットとアウトプットの黄金比
自己成長のために最も適しているインプットとアウトプットの比率は、なんと3:7だそうです。
これも学術的に実験で判明していることのようで、多くのビジネスマンがインプット過多の状態にあるそうです。
確かに私もこうしてアウトプットするようになる前、勉強手段としては「本を読む」時間が明らかに一番長かったですね…。
そして、なんだか身についたんだか身についてないんだか…という状態でした。
アウトプットの仕方にもコツが!
私は結局のところこれまでインプット過多人間でしたので、アウトプットが非常に苦手です。
なんなら会話やプレゼンテーションにおいて物事をまとめて話すことも苦手です。
文章で物事を伝えるときにもまとまりがありませんし、すごく時間がかかっています。
コンサルとしてあるまじき状態なんですけど…。
アウトプットが苦手な人はまずどうしたらよいか、ということについては、まず「話す」ことから始めるべき、ということです。ただ話す中にも、よいアウトプットのコツがあるそうです。
一例として、「SNSで評判のラーメン店に行った」という出来事を伝えるとします。
「SNSで評判のラーメン店に行ったよ!」という「事実のみ」を伝えるのでは、何も話が広がりませんし、聞き手からしても「ふ~ん」という感じですが、
ここに、「魚介スープが超濃厚でおいしかった!」という「感想」や、「すぐに行列店になると思う」という「意見」を加えることによって、アウトプットのクオリティは大きくアップします。
今後の自分の行動
上記の気づきを踏まえて、まずインプットとアウトプットの比率を黄金比に近づけるよう、日々の学習において比率をチェックするようにしてみました。
するとやはり、インプットが多いんですね…。
なんでかなと考えたんですけど、多分インプットの方が楽なんですよ。
アウトプットについては、例えば「話す」ということであれば、その内容は自分の中で腹落ちしなければなりませんし、伝える相手がいる以上、わかりやすく伝える工夫も必要です。
インプットはそれに比べると手軽にはできますから、どうしても簡単な方に流れるということな気がします…。
なのでこのセルフモニタリングは継続して行っていこうと思います。
アウトプットの質は相変わらず低い気がしてなりません。このブログもひどいもんです。笑
上に述べた例のように、話し方、書き方の工夫はもっともっと必要ですね。
そのあたりはまた他の本も参考にして磨いていきたいです。
あと一つできることとしては、フィードバックを求めるということが大切かなと思っています。この本にも書いてあるのですが、やりっぱなしでは成長しないということなんです。
アウトプットを磨く努力はこれからも継続していきたいですね。
最後に
ちなみに本著、先月発売なのですが15万部を突破して大人気のようです!
アマゾンの人気ランキングでも常に上位に入っているようです。
あと最近思うのですが、情報を発信する者のところには、また他人から良い情報が入ってくる気がするんです。
情報をもらった人が恩返し的な意味合いで情報を流してくれるということなのかなと思います。
ぜひこの本を読んでみなさんでアウトプットを身につけて自己成長につなげていきましょう!
ではまた。