SE⇒総合コンサル転職者の日記

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実は適応障害になっていました(前編)

こんにちは。

 

なんと2020年はまだ1記事しか更新していなかったので、もうこのブログも読んでいる方はいないかと思いますが、久々に記事を書いてみます。

 

実は今年、私は仕事が原因で適応障害になってしまい、非常につらい経験をしましたので、その経験を振り返って記事にしてみようと思います。

 

同じように悩まれている方が読んだときに参考にしてもらえればと思います。

適応障害とは? 

そもそも、「適応障害」って何?うつ病と何が違うの?という話もありますので、最初に簡単に触れておきます。

適応障害について、厚生労働省のサイトでは、以下のように紹介されています。

 

適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。

たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。

ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。そういった場合は、カウンセリングを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。

 

簡単に言ってしまうと、何らかの状況・出来事へ適応できないことにより、心身に症状が現れることです。

うつ病との違いとしては、ストレス源がはっきりしており、その原因から離れれば症状が改善する状態であるということです。

 

適応障害になるまでの記録

ここからは、適応障害になるまでの状況を時系列で振り返っていきます。

割と殴り書きなので、整理されておらず日本語も適当ですが、ご勘弁ください。

 

~4月

コロナが流行し始めたが、驚くほどに通常運転、週5日フルタイム出社が続く日々だった。

 

そこそこの稼働状況であり(コンサルとしては…)業務量的にはまあ問題ない状況だった。

 

ただ、前年から上司とのコミュニケーションにやや難がある状況で、業務によるストレスは相当に感じていた気がする。

 

うまく進められていないタスクを引き取られてしまいモチベーションが下がったり、何度かレビューを重ねているのに、数回目で「そもそも」と根底をひっくり返すような発言があったりと、結構苦しんだ。

 

ただ、決して全面的に上司が悪いわけではなく、私のタスクの進め方にかなり問題があったのは間違いないことと、どっちが悪いというよりはお互いの関係性の問題なので、改善を図りつつ、ひたすら耐え続けた。

 

今思い返せば、この頃から、時々動悸があったような気がするが、スルーし続けていた…。

 

5月

コロナの影響で基本的に在宅勤務、週半日程度の出社となった。

 

クライアントのPCの環境にアクセスする手段がまだなく、業務内容がかなり限られた状態のため、単純に業務の負担は減り、また通勤がなくなったことでストレスもなくなったので、一時的に楽になった。

 

ただ、コミュニケーションの問題は非対面になったことにより悪化した感はあった。

 

6月

クライアントの環境にアクセスするソフトウェアが導入され、出社時と同様の業務が可能になった。

 

コロナ禍での業務にも慣れつつあったものの、これまで簡単な質問は口頭で確認していたところ、それがやりづらくなったことで、かなりストレスがたまった。

 

また、作業をしているときにも、いつ上司から電話がかかってくるかわからない状況が心理的にかなりの負担となった。

疲れは感じていたものの、特段健康には影響なく業務を続けることができた。

 

チームの他のメンバーが複数名、案件を抜けることになり、なぜ自分だけ残らなければならないのか、という思いが強くなり、モチベーションが大きく下がったことは事実であった…。

 

7月

業務が佳境を迎えたことと、新卒をチームに迎えたことにより、私の負荷が突然かなり高まった。

またこの月から昇進をしたこともあり、求められる業務のレベルが上がったことは感じていた。

 

特に月の後半は、ほぼ毎日深夜まで作業し、残った作業の片づけや、次の週の段取り・仕込み等で土日も働いてしまい、疲労が蓄積し、効率が悪化していく一方だった。

 

このころから、集中力が持続できず、他人の話が頭に入ってこなくなり、レビューを受けても、打ち合わせに参加しても、内容が理解できなくなっていった。

それにより、仕事のスピード・質が大きく低下した。

 

さらに、その影響もあり上司とのコミュニケーションがさらにうまくいかなくなり、ストレスが増大していった。


心身に症状が出始め、時々極端にやる気がなくなる場面があったり、小さな物音に過敏に反応するようになったり、大したことでなくても、イライラするようになったりと、非常につらかった。

また、頭痛・腹痛が慢性的になるなど、今思えば、この時点で明らかに異常をきたしていたが、またしても我慢をしてしまった。

 

 

と、今までのストレスの蓄積がありつつ、業務に耐えきれなくなってきたところで、8月以降、ついに上司にギブアップ宣言をして、治療がスタートすることになります。

 

この続きはまた書きます。それではまた。