読んだら忘れない読書術
樺沢紫苑さん著「読んだら忘れない読書術」を読みました。
【この書籍を選んだ背景】
実はこの本を読んでブログを始めることにしました。
コンサルタントとして、また社会人として、やはりインプット量を大切にしていかなければならないと思っています。
その際やはり「読書」はインプット手段の中心になると思います。
しかし、これまで読書をしても読んだ気になっただけの自己満足になっていたり、読んだ内容を実践できていなかったりという悩みを抱えていましたので、その一助になればと思い、この本にすがってみました。
【構成と概要】
第一章「なぜ、読書は必要なのか」で、読書によって得られるものについて説明されています。
第二章「「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本」および、
第三章「「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード」
において、読書術の基本と特に重要である「アウトプットすること」「スキマ時間を活用すること」の2点について重点的に解説されています。
第四章以降では、実際に読書をする際の細かなテクニックであったり、本の買い方であったり、電子書籍の活用方法であったりと、
具体的なところまで踏み込んだ内容となっています。
【ポイント】
一番のポイントとしては、書籍の内容をアウトプットすることによって、記憶に定着させるということが重要ということです。
読書はインプットするものという感覚を持っていましたが、それが読んだ気になっている読書の元凶なのかもしれません。
また、アウトプットするためにはそのためにインプット段階で深い理解がなければならないということになります。
アウトプットしてナンボのコンサルティング業界ですし、「アウトプットのためのインプット」であることを都度意識してインプットしていこうと思いました。
他にも、スキマ時間の活用をはじめとした細かなテクニックも満載でしたので、できるものから活用していこうと思います。
まずは、このブログを書くようにアウトプットをすること、またスキマ時間を有効活用して読書時間を確保するということでしょうか。
【所感】
総じて、大変良書であると感じます。
私と同じような悩みを抱える方は非常に多いのではないでしょうか。
アウトプットを常に行うことは少々面倒でハードルが高いと思いますが、
継続して行っていきたいと思いました。
ただ一点大きな問題は、樺沢さんと違い、私は元来読書自体が嫌いなもので、
「ワクワクしたものが記憶に残る!」と言われても、ワクワクしないんだよなあ、なんてことは思いました。
読書嫌いの人のためのインプット術を誰かに教えてほしいなあ、なんてワガママなことを考えてしまいました…笑