投資信託とは何か?
こんばんは。
ブログをさぼっておりました。
今日は「投資信託」とは何か?というテーマでお話ししていきます。
投資信託というと、株式や債券と並ぶ投資対象の一つですが、
そもそもどのような商品であるのか?という点や、投資信託を買う際におすすめの「つみたてNISA」についての解説も簡単にしようと思います。
投資信託とは何か?
今回は初心者向けの記事というつもりで書いていますので、そもそも投資信託とはどのような商品なのか、というということから説明しようと思います。
株なの?債券なの?何なの?よくわからん…
と思われている方もいらっしゃるかと思います。
投資信託はその名の通り「投資」を「信託」する商品です。
まず、各投資家は投資信託という商品を購入することによって、投資信託の運用会社に資金が集まります。
運用会社はその集まった資金を使って、日経平均株価やTOPIXといった一般的なベンチマークに沿って自動的に運用したり、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券を運用したりすることで、利益を出すことを目指します。
その結果、利益が出た場合には投資信託の購入者にも利益が得られ、逆に損失が発生した場合には購入者にも損失が発生するということなのです。
以上から、投資信託の運用会社に「投資」という行為を「信託(信じてお願いする!)」というのが投資信託という商品なのです。
この点、自分でソフトバンク株を買う、ファーストリテイリング株を買う、などの個別株式への投資とは全然違うことがご理解いただけましたでしょうか?
もう少し正確に把握されたい方は以下のリンクをご覧いただければと思います。
投資信託の種類
投資信託には本当にいろいろなものがあるのですが、まず大きく分けて2つに分類できます。
この違いを押さえることは基本中の基本ですので紹介させていただきます。
①インデックスファンド
インデックスファンドは、集めた資金を使って、日経平均株価やTOPIXといった一般的なベンチマークに沿って運用することで、利益を出すことを目指すファンドです。
ある意味機械的な運用になりますので、あまり人の手はかけずに運用が行われることがほとんどです。最近だとAIが運用するファンドなんていうのもありますね。
②アクティブファンド
アクティブファンドは、集めた資金を使って、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券を運用するファンドのことを指します。
いわゆる投資のプロが運用するということになります。
投資のプロが担当するわけですから、インデックスファンドより高い収益を目指して運用が行われます。
普通に上記の説明だけ見ると、アクティブファンドの方がいい成績を残しそうですよね?
しかし実際にはそんなこともなく、インデックスファンドの方がいい成績を残すことも多くあります。
特に相場が上昇傾向だと、インデックスファンドは勝手に価格上昇しますので特にそのような傾向になります。
あともう一つ、大きな問題として、アクティブファンドは手数料が高いことが挙げられます。
よく考えてみれば、これは当然のことなんですよね。なぜならアクティブファンドの裏には投資のプロが存在しているわけですから、その人が得る人件費がかかってきます。
また、投資信託にはそれぞれ個性があり、「○○株をいっぱい買うファンドです!」「△△債券中心に運用するファンドです!」などポリシーがあります。
アクティブファンドはそのような商品組成の段階で検討費用も多くかかってますので、手数料が高くなることはある意味致し方ないのです。
投資家目線でいうと、これはきちんと押さえるべきポイントですね。
上記を理解した上で、投資信託を選ぶ必要がありますが、多くの場合インデックスファンドの方が利益を多く出せる、というのが主流の考え方となっています。
投資信託をお得に買うにはつみたてNISAがお得です!
証券会社の回し者か?という感じではありますが、投資信託を買う際にはつみたてNISAがおすすめです。
つみたてNISAとは、一言でいうと「投資信託で得られた利益が非課税になる制度」です。
証券会社に専用の口座を開設して、そこで運用していくことになります。
つみたてNISAでは、毎年40万円を上限として一定の投資信託(※)が購入可能です。
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。
非課税で保有できる投資総額は40×20で最大800万円となります。
通常はこれら利益に対しては約20%税金がかかりますから、なかなかすごいですよね!
※つみたてNISAを利用する場合、つみたてNISA用に選定されたファンドからしか商品を購入できません。これが唯一のデメリットかと思います…
上記はごくごく簡単な説明で、他にもいろいろ確認すべきポイントはありますので、さらに正確に詳細な情報をお求めの方は金融庁のページをご覧いただければと思います。
久々にブログ書いたら文章力が落ちてる気がします。
もっと頑張らねば…
ではまた!